なぜ中小企業を支援したいと思うのか?
経営者の不安を安心に変えるマネジメントパートナーの谷頭大輔です。
私は、2019年8月に15年間勤めた税理士法人・社労士法人から経営コンサルタントとして独立しました。
現在は、社員数30名以下の顧問先企業様に対してキャッシュフロー経営の導入、財務面、労務面の課題解決をご支援させて頂いています。
今回は、なぜ、私が中小企業を支援したいと思うのか?について書きたいと思います。
それは、幼少期からの体験が影響しています。私がまだ3、4歳の頃、インテリア関連の事業を経営していた父の会社が取引先の不渡りをきっかけに倒産しました。
ここから我が家の生活は一変します。
幼少期の私の記憶でも鮮明に覚えているのは、まず住む家の変化です。
一戸建て→県営住宅→市営住宅(家賃数千円のあばら家)と移り変わりました。
市営住宅に引っ越したのは、小学校1年の夏でしたが、明るい夏の日差しとは対照的に、私の目に映るその景色は、暗い灰色に見えたのを今でも記憶しています。
その後、父は志半ばで亡くなりました。
母親には女手一つで育ててもらい今でも感謝していますが、我が家は生活保護を受けながら経済的にはとても苦労しました。
どうすれば、父の会社は倒産しないですんだのだろうか?
あの時、不安な父に寄り添って経営のアドバイスをしてくれる専門家はいたのだろうか?
そう思う時、私の中で込み上がる感情があります。
父のためにも、悩みを抱える中小企業の経営者に寄り添うパートナーのような専門家になりたい!
これが、私が中小企業を支援したいと思う私の大きな理由の一つです。
縁あって地元の税理士法人に就職し、15年間、地元中小企業の顧問先企業様の税務面、財務面、労務面の様々なお悩みごとに関わらせて頂くなかで、特に経営資源が限られている中で必死に経営をされている小規模企業の力になりたいという想いが強くなりました。
税理士法人、社労士法人の職員として勤務しながら、年間1,000時間以上の勉強を重ね、社会保険労務士と中小企業診断士の国家資格を取得し、その後、コンサルタントとして私が心から尊敬している和仁達也先生との出会いがあり、キャッシュフローコーチ®の資格を取得し、自身のコンサルティングの体系化ができたことをきっかけにコンサルタントとして独立致しました。
これからも目の前の経営者の課題に共に寄り添い、共に課題解決に向けて進んでいくパートナー型の経営コンサルタントとしてこれからも私は活動していきます。
一人でも多くの、ご縁のある中小企業の経営者の皆様に元気になってもらえるように、これからも学び続け、成長していきます。
ブログの初回は、なぜ私が中小企業を支援したいのかについてお伝えしました。
お読み頂きありがとうございました。